ノマドワーカーにおすすめのオフィスタイプを紹介!

起業や経営ビジネスに関心がある方へ お得な情報をピックアップ!

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フリーランスに似て非なるノマドワーカーという働き方をご存知でしょうか。どちらも個人事業主という点では共通していますが、ノマドワーカーは比較的新しく取り入れられた働き方といえます。こちらでは、ノマドワーカーとフリーランスの違い、ノマドワーカーのメリットとデメリット、おすすめのオフィスタイプなどについてご紹介していきます。

1.ノマドワーカーって何?

ノマドとは、フランス語のnomadeや英語のnomadが由来であり、遊牧民や放浪者を意味する言葉です。転じて、ノマドワーカーとは働く場所や時間、組織などに捕らわれない働き方を指すようになっています。時間や場所に捕らわれない働き方ができる職種は限られていますが、一般的にはエンジニアやコンサルト、Webデザイナーなどのようにインターネットを通じて情報のやり取りができる仕事がやりやすくなっています。IT環境の整備やワークライフバランスへの注目などがこの働き方を後押ししているといっても過言ではないでしょう。

2.フリーランスとの違いは?

ノマドワーカーもフリーランスも、自分のスキルを活かして個人事業主として働くという点では同じです。しかし、フリーランスとは特定の企業に雇用されるのではなく、クライアントから仕事を受注してその都度報酬を受け取る雇用形態や契約形態を指しているのに対し、ノマドワーカーというのは事務所や特定の仕事場所を持たず、好きな時間に好きな場所で仕事をするという働き方を指しているという違いがあります。

3.ノマドワーカーのメリット

ノマドワーカーの働き方に、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず、好きな場所で働くことができるため、その日の気分や天気、プライベートのスケジュールに合わせて働けるという点は大きなメリットです。ノマドワーカーはネット接続ができる環境であれば、自宅でもカフェや図書館、コワーキングスペースなどでも作業ができるため、家族の転勤について頻繁に引越しをする人、通勤時間を有効に活用したい人などに向いています。

また、作業時間以外を有効に使えるため、ワークライフバランスを重視した生活が実現可能です。成果物の納期はありますが、就業時間に決まりがないため、体調やスケジュールを考慮して仕事ができます。
さらに、上司や同僚など、人間関係でストレスを抱えることもほとんどありません。もちろん、クライアントや仕事の関係者との付き合いはありますが、上司からの誘いや職場の飲み会などに従う必要がないため、対人関係のストレスが軽減されるでしょう。

4.ノマドワーカーのデメリット

一方で、デメリットもあります。まず、時間や場所を自由に選べるため、オンオフの切り替えが難しくなりがちです。そのため、集中して仕事をしたいときには自分で働く場所を確保する必要が生じるでしょう。
また、企業で働く従業員と異なり、収入は不安定になりがちです。継続的に仕事を受注できるクライアントを探したり、自分のスキルや実績を積み重ね、さらに仕事の依頼が入るように努力を続けたりしなければなりません。さらに、通常のコア業務に加えて、確定申告や社会保険手続きなども自分でする必要があります。開業する前に、事前準備や年間の業務について確認しておくとよいでしょう。

5.ノマドワーカーで働くうえで必要なこと

ノマドワーカーで働くときには、いくつか気を付けておきたい点があります。
一つ目は、クライアントや仕事関係者と打ち合わせをするためのスペース確保です。普段オンラインや電話で打ち合わせをするとしても、実際に対面で話す機会が全くないわけではありません。継続的に仕事を受注するためには、好印象を与えるたえにも、きちんとした打ち合わせスペースを用意しておきましょう。

二つ目は、法人の設立をするときには、登記住所を確保しなければなりません。これは、会社の謄本を取れば誰にでも知られてしまうため、自宅ではなくオフィスの住所として別に用意した方が安心です。同様に、郵便物の受け取りも自宅以外の場所を確保するのが理想的です。電話は携帯電話で受けることができますが、設置電話やファックスが用意されていれば、クライアント側からの信頼度が高まるでしょう。

6.ノマドワーカーにオススメのオフィスタイプ

ノマドワーカーとして起業するときには、必要な時に十分な設備が用意されているレンタルオフィスの活用がおすすめです。必要な時に会議室やオフィス、ビジネスラウンジなどを使える上、一等地の住所で法人登記が可能、確定申告などの手続きのサポートや電話の代行、郵便物の受取及び転送など、ノマドワーカーとしての働き方で生じるデメリットも解消できます。
常にオフィスを確保するのではなく、必要な時に必要なスペースを利用できるのでコストパフォーマンスが高いですし、働くうえで必要なサービスや施設が使える点も便利です。自分の活動範囲や必要な設備、サービスを考慮してレンタルオフィスを探しましょう

このように、ノマドワーカーとしてスムーズに業務を遂行するためには、自分の仕事の流れや最低限必要な設備、場所などを考慮して準備を進める必要があります。起業の際には事務所の賃料負担が大きくなりがちですが、レンタルオフィスを利用すれば必要な時だけ施設やサービスが使えますので、自分の働き方に合ったところを探してみましょう。

Published by アントレサロン