50歳を過ぎると定年まで10年ちょっととなり、老後について考える方も増えてくると思います。特に老後を年金だけで生活できるのかと疑問をもつ方はできるだけ貯蓄も増やしておきたいと思われることでしょう。
そんな方に老後資金確保の方法の1つとしておすすめなのが副業です。
副業と聞いて50代から始められるのだろうか、始めても続けられるのだろうかと不安に感じる人もいるかもしれません。そこで今回は副業で稼げる金額の目安や50代から始めるのにおすすめ・人気の副業について解説します。
目次
副業ってどれくらい稼げる?始めるメリットとは
副業を始めたとしてもあまり稼げないのではと不安に感じている方もいるかもしれませんが、副業で稼げる金額に関しては職種によるといえるでしょう。やはりスキルが必要ない誰でもできる仕事ならあまり稼げませんし、逆に専門的なスキルが求められる仕事は副業のような短時間労働でも本業の給与と同単価ほどを稼げることがあります。
単純労働の仕事なら目安としては時給1,000円程度、副業として休日の土日に働くとして5時間×8日程度で月4万円程度と考えられるでしょう。
また、プログラミングなどのスキルが求められる仕事に関しては、労働時間よりも仕事の完了で報酬が支払われるケースが中心であり、単価は1件10万円を超えるものも多いです。
副業を始める前に知っておくべきこと
副業を始めるにあたっては事前に以下の点を確認してみましょう。
本業の就業規則を確認しよう
副業を始める前には必ず本業の就業規則を確認しましょう。
働き方改革によって副業を容認する企業は増えましたが、それでもまだ数は少ないです。まだまだ副業を禁止している企業もあるので、会社に知らせずに副業をはじめてしまうと、露見したときに処分を受けてしまう可能性があります。
会社が副業を許可しているか、許可している場合申告は必要なのか確認したうえで副業を始めましょう。
手続きは忘れずに
副業自体は公的な手続きをしなくても始められるものがほとんどです。しかし一定の金額を稼げるようになったら、青色申告を行うためにも税務署へ開業届を提出した方が良いことがあります。
副業での収入がある程度安定してきたタイミングで開業届を提出しましょう。
また、副業で稼いだ一定金額以上のお金は毎年確定申告を行って税務署に報告する義務があります。副業で稼いだお金は雑所得に分類され、この雑所得が年間20万円を超えると確定申告をしなければなりません。
20万円以下の場合は報告する必要がありませんが、年間20万円以下というと月1〜2万円程度になり、さすがにこの金額に収まる可能性は低いので、確定申告は毎年行うものと考えておきましょう。
税金に関しては、本業で稼いだ金額と合わせた金額で算出します。ちなみに所得税の金額は年収500万円で21万円程度、年収1,000万円で87万円程度です。税金のことも考えて副業で稼ぐ金額を調整しましょう。
副業を安全に始める際のコツや注意点
副業は基本的に個人対企業もしくは個人で行うものであり、クライアントとトラブルになった場合にも自分で対応しなければなりません。
そこでトラブルを最小限に抑えるために手数料が発生しますがクラウドソーシングなど仲介業者を利用する方法があります。仲介業者を利用していれば、報酬が支払われないなどのトラブルが発生しても補償が受けられるので安心です。
副業って稼げるの?
副業で稼げるかどうかは先ほど解説した通り職種や取り組み方によります。やはりスキルの需要がある分野は報酬が高いですし、逆に誰でもできる仕事は報酬が低いです。
したがって、自分が持っているスキルを洗い出して需要があるものを使って副業に取り組むのが良いでしょう。もし稼げるスキルが無いなら副業をきっかけに新たなスキルを身に着けてみるのもおすすめです。
50歳から始めるおすすめ副業7選
それでは50歳から始める副業でおすすめを紹介します。
まずは、
- 家事代行やペットシッターなどの代行業
- 休日限定バイト
などです。こちらは常時一定の需要があるうえ、特別なスキルが無くても気軽に始められます。副業をやってみたいけれども特別なスキルが無いと感じているならこれらから始めてみると手軽に始めることができると思います。
また、今までの経験や得意なスキルを使い副業を始めるのも人気があります。
特に需要が高いスキルは以下の通りです。
- プログラミング
- デザイン
- 記事執筆
- マーケティング
- 経理
これらの仕事はクラウドソーシングなどを活用して始める方が多いです。基本的にパソコン一台あれば良いので、低予算で手軽に始められる副業としても魅力的です。
また、50代なら経験を積んでマネジメント職を任されている人も多く、人に教えられるスキルや人を管理できるスキルを求めている企業もたくさんあるので、経験が豊富な50代ならではのスキルを活かして副業に取り組むのもおすすめです。
クラウドソーシングの仕事を探す方法
クラウドソーシングは、仕事を募集したい人・依頼したい人のマッチングサイトを活用すると、事業を始めやすいです。様々なマッチングサイトがあるので、まずは複数のサイトに登録し、実績を上げていくことが最初の一歩になります。
【1】Craudia(クラウディア)
登録ID数25万人を超えるWebパーツサービス「i2i」ユーザーを基盤とした、クラウドソーシング型ビジネスマッチングサービスです。インターネット環境さえあれば、WEB上でお仕事の受発注が完結できます!
ワーカーの方はインターネット上で、お仕事が行えるので、時間や場所にとらわれずに自分のペースで働けます!
【2】Bizseek(ビズシーク)
需要が拡大している在宅ワーク(クラウドソーシング)サービス。
【Bizseek】は手数料が業界内最安になります。リニューアルオープンして使い勝手がよくなりました。
◆セールスポイント◆
・ワーカー手数料業界最安級
・初めての方にもわかりやすいプラットフォーム
【3】Anycrew(エニィクルー)
Anycrew(エニィクルー)はフリーランス・副業人材と企業のマッチングサービスです。ユーザーの人脈を見える化することで、信頼性を担保しています。これにより、フリーランスや副業での実績がない方でも仕事が受けやすくなっています。
また、Anycrewが仲介する案件も掲載しており、初心者の方も手厚くサポートします。実際に、Anycrewで初めて副業案件を獲得したという方も多くいます。
週5日稼働の案件も掲載していますが、多くは稼働日数が週3日以下、リモートOKといった案件です。
ユーザーの皆様は自身のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。
【4】スキルシェアマーケット「Craudia(クラウディア)」
総合型クラウドソーシングプラットフォーム「Craudia(クラウディア)」が、得意や経験を出品・売買できるスキル販売機能(スキルシェアサービス)をリリースしています。
受注希望者(ワーカー)はより積極的な受注活動が可能になりました。
ワーカーの手数料は3%〜と業界最安級!依頼する方、お仕事をする方、双方にとって優しいプラットフォームです。
【5】クラウドワークス
日本最大級のオンラインお仕事マッチングサイトです。仕事依頼時、仕事を探す時、どちらもクラウドワークスを利用している方は多いです。エンジニア・デザイナー・ライターを中心に仕事の種類は200種類以上で、会員登録と発注手数料が無料でノーリスクです。
ユーザー数は443万人と業界NO.1で、全国72万社がクラウドワークスを選んでいます。
50代でも副業は始められる!副業で老後のやりがいを見つけよう!
定年後に老後の資金を稼ぐという目的だけではなく、やりがいをもって老後を楽しみたいと考える方も多いと思います。
副業の中には経験豊富な50代ならではのスキルを活かして活躍できる仕事も多いです。
一方で特に専門的なスキルが無くても始められるような副業も存在します。自分にできることを洗い出し、空き時間を活用して副業に取り組んでみてください。