事業を始めるにあたっては拠点が必要になります。賃貸事務所やマンション等のご自宅、レンタルオフィスなど様々な選択肢があります。起業をするにあたってレンタルオフィスの利用を検討している人もいるのではないでしょうか。レンタルオフィスは、あらゆる面でコストを下げる事が可能なため、少しでも出費を抑えたい方ほどおすすめなのです。契約するにはどういう流れになるのかご不安な方もいらっしゃると思います。
レンタルオフィスの契約までの流れを解説したいと思います。
契約までの流れ
レンタルオフィスを利用するにあたってはいきなり契約するのではなく、基本的には事前に内見してオフィスを確認しましょう。それでは、レンタルオフィスの内見準備から契約までの流れを紹介します。
問い合わせ・予約
気になるレンタルオフィスをチェックし、内見の問い合わせ・予約を済ませましょう。
内見
予約の日程が決まったら、予約した日時に現地にて内見を行います。契約状況など不安要素はクリアにしましよう。他のレンタルオフィスも検討している場合は一旦持ち帰り、条件や物件を実際に見た感想などを比較し、契約する物件を決めましょう。
申し込み
契約する物件を決めたら、必要書類を揃えて申し込みを行います。必要な書類はどのレンタルオフィスでも大体同じです。
※必要な書類は業者によって異なるので事前に確認してください。
- 法人契約:会社登記謄本・会社印鑑証明書・代表者身分証
- 個人:住民票・印鑑証明書・身分証明書
契約完了
審査が通りましたら契約完了となります。保証金や入会金等の初期費用がある場合は月額料金と一緒に支払います。
レンタルオフィスを利用するメリットは?
起業するにあたって、賃貸オフィスではなくレンタルオフィスを利用するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
コストが抑えられる
冒頭でもお話したようにやはりメリットにはコストが抑えられるという点が大きいです。オフィスを運営するのに必要なイスや机などの備品が一通り事前に揃っている状態の空間を利用できます。特に設立して間もない企業の場合、初期費用はできるだけ安く抑えたいところでしょう。そこで事前にオフィス用品が用意されているレンタルオフィスならオフィス用品の購入費用を節約できます。
好立地
加えてレンタルオフィスは好立地にある物件も多いです。やはり立地が良い物件はクライアントからの信頼を得やすいでしょう。
短期利用
また、短期利用ができるのもレンタルオフィスのメリットです。事業が急速に成長した場合、急いで人員を増やす必要があるでしょう。
しかし通常ならオフィスの移転は手軽にできないもの。そこでレンタルオフィスなら短期でも利用できますし、引っ越しの際のオフィス用品の移動のテマも減らせます。
レンタルオフィスで設立準備をしよう!
起業して間もない企業にとってオフィスのランニングコストは大きな負担です。レンタルオフィスならオフィスの運用コストを削減し、他のところにコストを回せます。準備の負担のことを考えてもレンタルオフィスはとても便利なので、起業するならレンタルオフィスの利用を検討してください。
次に、大事なのがスケジュールです。初めて起業する方で、許認可や届け出などが必要な事業をするのであれば申請書類を作成し、申請してから取得までどのくらい時間がかかるのか。その他の準備も含めて営業開始日から逆算して計画的に進めましょう。
契約する必要性がある場合は良いですが、準備に忙しくて、意図せず契約月から数カ月全く使用ができなかったというケースも多々あります。